サラリーマンのお金に対する間違い

生産性

 

日本ではお金に関する教育を受けることなくサラリーマンになる人がほとんどです。

そんな中、残念ながらサラリーマンは、その性質上どうしてもお金に対して間違った認識を持ちやすい構造になっています。

 

ここでは以下の2点についてお話します。

  1. サラリーマンはなぜお金を間違ってしまうのか
  2. どうやったら正しい認識を持てるのか

 

まずはお金の本質を知り、誤った認識をみていきましょう。

 

お金の本質とは、実体のない価値である

お金の本質は「実体のない価値」であることです。

本質である価値は、「人の思い」を受けて大きく変化します。

 

一万円札には紙幣としての実体がありますが、その紙自体には何の価値もありません。

一万円の物やサービスと交換することで初めて価値が生まれます。

個人が手書きで作った商品券は何の価値も持ちませんが、必ず一万円分の何かと交換すると約束されれば、それは一万円分の価値を持ちます。

 

実体がない分だけ、人の思いを受けて大きく変化します。

例えば「恐怖」というものも実体がありません。

「恐怖」と聞いて何を連想するかは人それぞれで、「けがをする」「大切な人を失う」「犬が怖い」など様々あるでしょう。

 

お金も恐怖と同じです。

お金を汚いと思えば汚くなるし、稼ぐのが難しいと思えば難しくなり、お金がないと思えば本当になくなります。

これがお金の本質です。

 

 

サラリーマンはお金に対する知識がない

投資、税金、借金など、学校教育でも会社でも教えてもらえず、企業に勤めるうえで特に必要にもならないため、自分から勉強しない限り知識が身に付きません。

サラリーマンには年末調整というシステムがあり、確定申告も必要ありません。

税金のことは会社がやってくれるので、わざわざ勉強する必要もないのです。

 

所得税や住民税がどのように算出されて毎年いくら払っているか、すぐに答えれるサラリーマンはほとんどいないでしょう。

給料から天引きされて、自分で支払いを行わないためです。

毎年何十万円も支払っているので、実際は非常に重要な問題のはずです。

が、調べたところで天引きされる額が減るわけでもないので、無視するしかない。という仕組みを国が作っているのです。

 

 

「お金は時間の対価」は間違い

お金は時間の対価というのは誤った考え方です。

時給思考と呼ばれるもので、一時間働いたからいくら貰えるという発想です。

 

本質で述べたように、お金は時間の対価ではなく、価値の対価です。

お金は価値の対価、つまりお金は人を喜ばせた見返りとして受け取るべきものと言えます。

 

日本人は特に真面目なので、汗水たらして稼いだお金を美しいと考え、楽して稼ぐことを悪と捉えがちです。

しかし、いくら自分が楽して稼いでも、相手に価値を与えて相手が満足していれば何の問題もありません。

例えば、レストランで手抜き料理を出しても、客が満足すればお金に見合う価値があります。

1時間で作ったものを30万円で売っても、相手にとって相応の価値があれば問題ありません。

 

お金は我慢の対価

お金は苦労して稼ぐもの

何時間働いたから、何日働いたから、その対価として給料がもらえる

会社勤めをしていると、どうしてもこのような発想になってしまいます。

 

もし個人事業主として「成果物」で評価される仕事を何かしてみれば、この発想はなくなります。

例えば、文章を書く、動画を作る、絵を描くなど。

個人として成果物で勝負する仕事をしてみれば、そこに費やした時間は問われません。

成果物が相手に価値を与えるものであれば、それが5分で作ったものでも1か月かけて作ったものでも変わらないことが分かります。

 

 

「お金には限りがある」は間違い

月給制や年俸制のサラリーマンが「お金には限りがある」と考えてしまうのは当然ですが、本質的には間違いです。

コロナで飲食業や旅行業には多大な影響が出ていますが、現状ではそれ以外の人にはそこまで大きな影響は出ていません。

逆に外出を控えたためにお金が減っていない人も多いでしょうか。

お金の総量は減っていないにも関わらず、コロナ不況と呼ばれる状況になっています。

 

「経済を回す」という言葉をよく耳にすると思いますが、先に述べった通り、お金の本質は価値の対価であり、お金自体ではありません。

たくさんの人が価値を交換し合っている状態を、お金が回っていると言います。

コロナ禍でお金の総量は変わらずとも、回りが悪くなっているために、世の中が貧乏になっているのです。

 

企業に勤めているとこの感覚は失われます。

自分がいくら頑張っても急に給料が増えることはないですし、逆にサボりながらほどほどに働いても給料が減ることはありません。

もらえる給料の上限が決まっているからです。

ボーナスで言えば、企業が稼いだ利益の中から分配するのが普通で、自分のボーナスが増えれば誰かのボーナスは減ります。

固定にしてトラブルを避ける企業がほとんどですが、いずれにしてもお金には限りがあるという誤認を招く1つの要因です。

 

 

まとめ

サラリーマンが抱えるお金に対する間違いをまとめてきました。

これらの間違いを正すには、小さくても良いので副業をして自分のビジネスをもつことです。

時間労働ではなく、成果物で評価される仕事をやってみるのがポイントです。

はじめのうちは時間がかかり、時間給に換算すると100円とか200円とかになるかもしれません。

ですが、会社での仕事とは違い、嫌でもいかに短時間で効率よく作業するかを心がけるようになります。

短い時間で同じ価値を生み出せるようになれば、時間あたりの単価は上がります。

お金を稼ぐには時間を対価として差し出すという感覚ではなくなり、お金には限りがあるという誤った認識もなくなります。

自分で収支を管理して確定申告・還付申請などをすることで、自分がどれだけ税金を払っているかを把握し、支払う税金を減らす方法を考えるようになります。

そうしてお金の知識を身につけていくことができるはずです。

 

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参考:思考のバグをつぶす エンジニアの副業術