人間の脳は、狩猟民族だった頃とたいして変わっていないにも関わらず、急速な文明の発展により、現代人は対処できないほどの刺激に常に晒されています。
特にスマホやPCなどで、いつでもどこでも情報にアクセスできるようになり、脳が休まるタイミングがありません。
便利な反面、メンタルの落ち込みや鬱病を引き起こしていると言われています。
ここでは、自分でコントロールできる、誰もが減らすべき5つの超常刺激をまとめていきます。
ブルーライトは睡眠を妨げる

寝る前にスマホをいじるのが良くないことは、すでに様々なところで言われています。
スマホやパソコンのブルーライトは、自然にはない刺激で、夜に浴びると睡眠の質が低下します。
これは様々な研究から分かっていることで、寝る前のスマホは、まず辞めるべき悪習慣の1つです。
スマホを触りながらの方が寝落ちできる、という人もいるかもしれませんが、それは思い込みです。
そんな人は、寝る前に目を閉じて30分から1時間ほどヒーリングミュージックを聴いてみてください。
他のことは一切考えず、音楽だけに集中して聴いてください。
そうすると、眠りにつきやすくなるはずです。
私が実際にそうでした。
インターネットは人間の脳を興奮させる

人間は、コミュニケーションをするように発達してきた生き物なので、コミュニケーションに関する刺激には敏感で弱いと言えます。
メールやSNSの通知音が鳴れば反応してしまい、これらを使いすぎると注意力を奪われて脳は疲弊します。
通知をオフにしてチェックする時間を決めるなど、自分でコントロールすることが大事です。
自分で時間を決めたりしてコントロールするだけでも、自己管理能力が向上します。
ゲームは中毒性が高いので要注意

テレビゲーム、スマホゲームは楽しむ以外にも知識の吸収や、脳トレにも良いこともあります。
ただし、多くのゲームは脳を興奮させ、ドーパミンの分泌を促します。
ほどほどにしないと、中毒性があるため、期待ばかりが湧いてきて、どんどん求めてしまうようになります。
また、楽しいからやる、というだけでは、そのうち後悔して自己嫌悪に陥る可能性もあります。
プロゲーマーを目指しているなら別ですが、ある程度時間を決めて、制限しながらやっていきましょう。
ジャンクフードは人生の幸福度を下げる

ジャンクフードが身体に良くないことは誰もが知っていることですが、身体だけではなく脳にも良くないと言われています。
人間は、ジャンクフードやファストフードのロゴを見るだけでも、時間的な焦りを感じ、目の前のことを楽しめなくなることが分かっています。
ジャンクフードを食べない、もっと極端に言うと、ロゴを見ないようにするだけでも、人生が前向きになっていきます。
ポルノはヤク中と同じ

ポルノにハマっている人の脳は、ドラック中毒者と同じような状態であることが分かっています。
ドーパミンが過剰に分泌されることで、期待ばかりが生まれ、中毒症状に陥る一方で、実際はその先には何もないので、人生の幸福度が上がることはありません。
超常刺激から抜け出すには

これらの超常刺激から脱却して、人生の幸福度を上げるには、セルフコントロール能力を鍛えるしかありません。
日常のストレスを減らして幸福度を上げるには、運動や読書、瞑想、自然に触れることなどが良いと言われています。
これらの要素を自分の生活に取り入れながら、セルフコントロール能力を鍛えていくのが良いでしょう。
過剰な刺激から脱却し、ストレスを軽減し、セルフコントロール能力を鍛えてメンタルを安定させていくことができるはずです。