現代人を脅かす原因不明の疲労感や倦怠感、不安や焦り。原因は知識不足と日々の行動。

ストレス

 

経営が悪化した

試験に落ちた

例えばこのように、原因がはっきりしている不安や絶望であれば、正体が分かっている分、まだ対策の立てようがあります。

 

しかし、そうでない正体不明の不安感や疲れを感じることもあります。

特に、現代人には多いようです。

 

私も、以前(特に学生の頃)は、このような謎のネガティブ感情をもつことはありませんでしたが、特に近年こうした不安や疲れを常に感じていました。

 

ここでは、こうした原因不明の疲れや不安を生み出している要素と、このようなネガティブ要素に対する対策をまとめていきます。

 

 

現代人を襲う原因不明の不安や疲れの正体

 

差し迫った問題があるわけでもないのに、漠然とした不安を感じ、気分が落ち着かない

週末休んでも疲れが取れない

疲労感や倦怠感がとれない

なんとなくイライラして、怒りっぽい

集中力が続かない

 

仕事やプライベートもそこそこ順調で、差し当たって大きな問題がないにも関わらず、毎日何となくスッキリしないという悩みを持っている人も少なくないと思います。

私もそうでした。

色々な本を読んで調べた結果、その正体について大体整理できました。

 

結論、原因としては以下のような要素が挙げられます。

 

  • 正しい休憩の取り方をしていないため、集中力の回復ができず、ストレスが蓄積している
  • マルチタスクが常態化し、1つのことに集中する能力が低下している
  • 時間管理ができておらず、漠然と過ごしているため、充実感を得られず、不安や焦りに追われる
  • 運動不足により、脳の回転が悪くなっている

 

何より、これらの状況を認識できていない、自覚していないことが一番の問題です。

 

上記に対し、やるべきことをまとめると

  • 時間を区切って休憩をとる
  • 休憩の時はスマホを触らない、他のことはしない
  • 生活に運動を取り入れる

 

といったことが挙げられます。

 

続けて、詳しい内容と対策方法を紹介していきます。

 

 

 

正しい休憩がとれていないことが、謎の疲労感や倦怠感につながっている

 

人間の集中力が長くて90分ほどしか続かないことは、これまでの研究から分かっています。

90分を超えても引き続き作業を行うことは可能ですが、脳を消耗しながら、メンタルを削りながらの作業になってしまいます。

そうすると、判断ミスや作業ミスも増え、ストレスもたまっていきます。

 

しかし、人の集中力は、休憩することで回復することができます。

ただし、正しい休憩で脳を休めることができないと、集中力は回復されません。

休憩はただ時間を確保すればいいというものではなく、その休憩時間をどう過ごすかが重要です。

 

多くの人が休憩時間にスマホでSNSを見たり、メールを見たり、ゲームをしたりするかと思いますが、これがNGです。

仕事に集中してきた後に、またスマホのゲームやSNSに集中してしまうので、脳の疲れは回復されません。

 

理想的な休憩の取り方は、次の通りです。

  • 自然の中を散歩したり、自然に触れる
  • 軽い運動をする

 

1日30分以上、ゆっくり本を読む【読書】

運動で脳を強化し、ポジティブサイクルを生み出す

 

人間の集中力を回復するのに最も有効な方法は、「自然の中で過ごすこと」だと言われています。

森や山に行くことが難しくても、公園、さらには観葉植物を見るだけでもある程度の効果が得られることが分かっています。

 

運動は、脳の血流を改善してくれます。

運動した後は、仕事のパフォーマンスが向上する傾向が強いことも明らかになっています。

 

さらに、双子を対象に行った最新の研究では、脚力と記憶力に相関性が見られることが分かりました。

仕事や勉強の前に、5分程度で良いので、脚力を鍛えるスクワットや軽いウォーキングなどをすることで、記憶力が1.5倍アップする効果が得られることが期待できると言われています。

 

 

今すぐできる、仕事の生産性をアップする7つの方法!

 

マルチタスクが、時間に追われる感覚を増幅している

 

NO MORE マルチタスク

 

マルチタスクを行うと、作業効率が50%低下することが明らかになっています。

 

電話を受けながら、全く別のメールを打つ。

一見バリバリ仕事をさばいているように見えますが、それぞれの効率は半減していて、脳がせわしなく注意力を切り替えているだけだということが、科学的に明らかになっています。

 

実際に、完全に電話の話を全く漏らさず聞き取り記憶し、一方で全く別の話のメールを完璧に正確に打ち込むなど、常人のできる技ではありません。

普通はそれぞれの処理スピードが落ちるうえ、最悪の場合はどちらも中途半端で聞き逃しやミスが起きます。

 

仕事だけではなく、プライベートの時間もこれと同じです。

意識せずに色んなことをほぼ同時進行で行うと、脳はあっちに集中してこっちに集中して、という状態になるため、脳は疲弊し、注意力も集中力も低下し、おまけにセルフコントロール能力も低下します。

 

結果として、時間的な焦りや、正体不明の不安、何となく自信が持てないなどの感情がつきまとうようになります。

これがマルチタスクの脅威です。

 

たとえば、同時進行もしくは時間を細切れにした状態で、動画を見る→SNSを見る→動画を見る→ゲームをする→SNSを見るなど

テレビを見ながらゲームをするなど

テレビの内容は半分も頭に入らず、ゲームではミスをするか、進むスピードが遅くなって終わりです。

 

初めからシングルタスクで、1つのことが終わってから別のことをやる方が、圧倒的に効率がよく、脳の消耗も抑えることができます。

 

シングルタスクを心がけて1つのことに集中するだけで、あちこちブレることがなくなるので、セルフコントロール力が向上します。

セルフコントロール力が向上すれば、自信がつき、メンタルが安定します。

集中力や注意力も上がり、結果の精度もアップします。

 

まずは簡単なことから、徹底的にシングルタスクを心がけましょう。

トイレに行くときはスマホを使わない。

歯磨きをするときは歯磨きに集中する。

 

こんな小さな事と思うかもしれませんが、こんな小さな事すらできないようでは、マルチタスクの脅威を抑えて自分をコントロールすることはできません。

現代人は、生活が便利になった一方で、パソコンやスマホの普及により情報があふれています。

 

こういった便利さが、気づかないところで私たちのメンタルを破壊しているのです。

 

 

 

時間管理ができていないことが、漠然とした不安や焦りにつながっている

 

休日、特に連休明けに、普段よりも疲れを感じる人も多いのではないでしょうか。

いっぱい休んだはずなのに、なぜか疲れている。

 

これは、先に挙げた休憩、マルチタスクとも関連してきますが、時間管理をせずにダラダラ過ごしていることが原因です。

 

その時の気分で適当に過ごしていると、肉体的には疲れないものの、気づかないうちに脳が疲弊していきます。

特に疲れることをしていないと思っていても、時間を区切って正しい休憩をとっていないので、脳が休まることはないのです。

 

特に、スマホで簡単に利用できる動画サイトやSNSは、刺激性、中毒性も高く、脳への影響は私たちが考えるよりも大きいものです。

 

仕事をしている平日は、起床時間や昼食の時間、さらには勤務中にトイレに行く時間なども大体決まっていて、勤務時間にスマホをいじれない場合が多いので、むしろ平日仕事をしているときの方が疲れにくいとも言えます。

 

 

では、休日を例にとって具体的な対策法を紹介します。

時間を90分もしくは60分程度で区切って考えるようにし、時計やスマホのタイマーを使うなどして、休憩を入れるようにしましょう。

 

朝から読書するなら、今から60分は読書をすると決め、その間は他のことはしないようにしましょう。

 

私は、iPhoneのカレンダーアプリにやることをその都度入力し、インターバル設定ができるタイマーアプリで時間を管理しています。

60分→10分→60分→10分というサイクルでタイマーが動き、アラームがなります。

60分作業したあとにアラームがなったら10分休憩し、その時に次にやることを入力して休憩します。

また10分後のアラームがなったら作業を開始します。

 

ゲームをする、テレビを見るなども同じです。

ドラマを見るなら、「今から60分はドラマを見る」とスケジューリングし、その間は、CMなどが入っても、他のことはしないようにしましょう。

特に、スマホを触らないようにしましょう。

 

スマホの通知はなるべくOFFにしましょう。

通知がなるだけでも、注意力をそがれます。

スマホに振り回されるのではなく、スマホを見る時間はちゃんと決めて、スマホを使いこなしましょう。

 

正しい休憩とシングルタスクを確実に実践するためにも、意識的に時間管理を行うことが重要なのです。

 

 

他人からの影響を受けやすいSNSは特に要注意

 

SNSは、友人の近況を確認するため、自分の近況を発信するためなど、しっかりと使い方や時間を決めておけば問題はありません。

 

しかし、何となく眺めたり、無駄に何時間も費やすと良いことは何一つありません。

 

何となく感じている人も多いはずですが、SNSは利用すればするほど他人への嫉妬という感情が大きくなります。

楽しくて幸せそうなリア充を見せつけられ、自分よりもお金を持っていて裕福な様子が気になったり、メンタルに与える影響は小さくありません。

 

しかも他人のリア充を見たところで、自分にとっては時間の無駄です。

私たちは自分が時間を無駄にしたかどうかは自覚してしまうので、それが罪悪感として残り、不安や焦りといったストレスが蓄積されていくのです。

 

SNSとは、明確な目的をもって付き合っていくことが大事です。

 

嫉妬という感情を上手に使えば人生は好転する【嫉妬を使いこなすためのマインドセット】

 

 

運動不足が脳の回転を悪くしている

 

「運動をしないのは憂鬱になる薬を飲んでいるようなもの」

有名な心理学者の言葉に、このような言葉があります。

 

運動は、心理学や脳科学の分野でも、ストレスやメンタルと大きな相関性があることが分かっています。

運動をすることによって、脳の血流が改善し、気分を高める効果や、抗うつ効果があることも明らかになっています。

 

上記の効果を踏まえ、1日20分程度の軽い有酸素運動を行うことで、ストレスやメンタルの落ち込みの改善が期待できます。

 

運動する→ストレスが軽減される→新しいことにチャレンジできる

というポジティブなサイクルを生み出すことができます。

 

運動で脳を強化し、ポジティブサイクルを生み出す

 

メンタルの改善には、筋トレもおススメです。

筋トレは、やった分だけ体に変化がおきるので、分かりやすいです。

そのため、自己肯定感が高まり、自信がついてきます。

自信がつくとメンタルが安定しますので、科学的にも一番根拠のあるストレス解消法と言えます。

 

習慣をコントロールできるようになれば、人生の半分をコントロールできる。

 

 

まとめ

 

私たち現代人を脅かす、謎の疲労感、焦り、倦怠感、不安、イライラ、落ち着かない感情

これらのネガティブ要素の正体は、休憩のとり方、マルチタスク、時間管理、運動不足といったものです。

 

そして、この問題を解決するには、まずこの事実を認識することです。

知らなければ対策の立てようがありません。

 

認識した後は、適切な対策をとりましょう。

正しい休憩、シングルタスク、時間管理、軽い運動や筋トレ

重要になってくるのは、セルフコントロール力です。

自分の時間や自分の行動を、自分でコントロールしていくことを意識し、実践していきましょう。