私は長崎から京都、京都から大阪、千葉から福岡など、何度も引っ越しをしてきたのですが、コストを抑える方法を色々と考えてきました。
今回は、大手引っ越し業者に依頼する方法以外で、引っ越し費用を抑える方法を紹介したいと思います。
ゆうパックで引っ越しする

大型の家具家電がなくて、段ボールだけで引っ越しできる場合は、ゆうパックがおススメです。
県外など遠方への引っ越しとなると、引っ越し会社の料金は高くなりますので、ゆうパックで引っ越し費用を安く抑えましょう。
たとえば3万円で買った冷蔵庫を郵送しようとすれば、3万円ぐらいかかってしまいます。家具家電など大型の物は、運ぶよりも買い替えを検討した方が安く済むケースも多いでしょう。
ゆうパックの引っ越しでは、スーパーや100円ショップでもらった段ボールで荷物を梱包し、ネットで集荷予約します。郵便局から段ボール買ってもいいです。ゆうパックでは基本的に1箱25㎏までと制限がありますが、私の経験上、重い書籍類を除けば簡単に超えることはありません。なるべく大きめの箱で箱数を少なくする方がトータルで安く済みます。
伝票には届け先と送り主の名前と住所を記載しなければなりませんが、事前に郵便局へ連絡すれば印刷してもらえます。事前にポストに入れてもらうことができるので、あとはそれぞれの段ボールの内容物だけ手書きすればOKです。
私が千葉から福岡へ引っ越しした時は、11箱(そのうち3箱はスーツケース)で2万3千円ぐらいでした。ちなみにスーツケースはそのまま運んでもらえます。

くらしのマーケットで引っ越しする

くらしのマーケットなら個人事業主に引っ越し作業を依頼できるので、大手の引っ越し業者よりも大幅にコストを抑えることができます。
同一県内なら、数千円~という料金で依頼することができます。私も福岡県内での引っ越しに利用しましたが、1万5千円でした。支払は現金手渡しやPayPayが使えたりと、相手の個人事業主によって様々です。
大型の家具家電はないけど、ゆうパックでは運ぶのが難しいデスクや椅子などがある場合には最適と言えます。1人では運ぶのが難しい物でも、事業者と2人で運ぶことができます。
梱包は完全に自分で行うことになり、基本的には荷物の積み下ろしも手伝うことになります。また、洗濯機やエアコンの取り外しや設置は対応不可になることがほとんどです。必要な場合は、くらしのマーケットで別のプロにエアコンの取り外し・設置などを依頼することもできます。
初めての一人暮らしなどで引っ越しにあわせて家具家電を買い替える場合には、新たに買いそろえた物は新居に届くようにしておけば、引っ越しはくらしのマーケットで十分対応できます。
レンタカーやカーシェアで引っ越しする

同一県内や近隣県であれば、レンタカーやAnycaなどのカーシェアで引っ越しすることもできます。
Anycaなら1日借りても数千円で済むので(別途ガソリン代は必要)、コストを抑える一番良い方法と言えます。ただし、引っ越しでは積み下ろしの際に車両にキズが付くリスクもあるので、事前に貸主とよく相談した方がいいでしょう。
借りれるのは車両だけなので、自分1人だけの場合は運搬がきついかもしれません。家族や友人が手伝ってくれる場合は問題ないですが、手伝ってくれる人がいない場合は、くらしのマーケットで車両+作業を依頼した方が安心です。
まとめ
大手引っ越し業者に依頼する以外の方法として
- ゆうパック
- くらしのマーケット
- レンタカー・カーシェア
の3つを紹介しました。
今回紹介した方法は、いずれも1人~2人ぐらいの小規模世帯向けの方法です。
大型だけど高価でない物は、運ぶよりも買い替えた方が安いケースもありますので、事前に確認してみてください。
数人家族のファミリー世帯になれば、上記の方法を複数組み合わせたり、或いは全て一括で大手引っ越し業者に依頼した方が良いでしょう。業者への問い合わせは、比較できるので一括見積が便利です。