ホットアイマスクを比較しておすすめを紹介する他のサイトでは、充電式でないものを充電式と紹介していたり誤った情報が多かったので、本記事でなるべく私が実際に使用した経験をもとに正確な情報でホットアイマスクの紹介をしたいと思います。
ホットアイマスクは、毎日PCやスマホで目に負担がかかる現代人にとって、必要不可欠なアイテムと言っても過言ではありません。
一家に一台、一人一台あったら毎日の生産性も向上すること間違いなしです。
ホットアイマスクの効果とは?
まずはホットアイマスクの効果からチェックしましょう。
ホットアイマスクとは、その名の通り目元を温めるアイマスクです。次のような効果が期待できます。
- 目の周りの筋肉をほぐして血流を改善
- 疲れ目・眼精疲労を解消
- クマの改善
- 眼精疲労による頭痛の改善
- 視力の改善
毎日PCやスマホで目に負担がかかる現代人にとっては必要不可欠なアイテムと言っても過言ではありません。
また、寝る前に使うことでリラックスできるので、安眠効果もあります。
ホットアイマスクには色んなタイプがある!

ホットアイマスクには大きく分けて次の2つがあります。
- 使い捨てタイプ
- 繰り返し使えるタイプ
繰り返し使えるタイプは、細かく分けると次の通りに分けられます。
- コードレス式(充電式)
- USB給電式(有線)
- 電子レンジ加熱式
- マッサージ機能つき
結論から言うと、ホットアイマスクはいくつか種類がありますがおすすめ順は次の通りです。
- 充電式(コードレス)
- USB給電式(有線)
- 電子レンジ加熱式
- 使い捨てタイプ
マッサージ機能付きは個人的に非推奨扱いとします。(詳細後述)
コスパに限って考えるとおすすめは次の順になるかと思います。
- USB給電式(有線)
- 電子レンジ加熱式
- 充電式(コードレス)
- 使い捨てタイプ
各タイプそれぞれメリットデメリットがありますので、比較検討して自分に合うものを探してみましょう。
まずは使い捨てタイプと繰り返し使えるタイプについて、簡単にメリットとデメリットをまとめてみます。
それぞれのメリットは次の通りです。
- 使い捨てタイプ
簡単・楽に使える
持続時間が決まっているので安全 - 繰り返し使えるタイプ
コスパが良い
使いたいときに気軽に使える
時間や温度を調節できる(製品による)
デメリットは次の通りです。
- 使い捨てタイプ
お金がかかる
時間や温度の調節ができない - 繰り返し使えるタイプ
商品によっては誤作動で設定時間でオフにならないことも
カバーを洗う等の手間がある
一番気になるコストパフォーマンスですが、例をとって簡単に比較してみると次のようになります。

1回あたり¥90

仮に目安となる1,500回使用した場合:1回あたり¥1.92
単純計算での一例になりますが、繰り返し使えるタイプの方がコストを1/45ほどに抑えることができます。
よってコスパの観点から繰り返し使えるタイプを推奨します。
続いてそれぞれのメリットやデメリットを細かく紹介していきます。
ホットアイマスクで一番おすすめはコードレス(充電式)!
ホットアイマスクは、繰り返し使えるタイプの中でもコードレスタイプ(充電式)が一番おすすめです。
値段は少し高いですが、場所や体勢を選ばず自由に使用できるのが最大のメリットです。家の中で電源がない場所はもちろん、新幹線や飛行機なんかでも楽に使用できます。
コードがない分ストレスフリーで使用できます。
長期間しかも毎日使用するアイテムなので、少し値段が高くても出し惜しみせず投資する価値はあると言えます。
MYTREX eye+

この「MYTREX eye+」は、先代の有線モデルで半年9,000台の販売実績があります。
その中でユーザーから一番多く出たのが、「コードレスだともっといい」という意見。このユーザーの生の意見をもとに開発したのがこの「MYTREX eye+」なんです。
41℃前後で最長30分使用できます。(30分で充電がきれます)
good point
- 94gという軽量設計
- 折りたたみ出来るソフト設計
- 内側は通気性抜群のSCRスポンジ素材
- 外側は高級感のあるソフトレザー
- マジックテープでサイズ調節(耳も痛くなりません)
- 6か月保証
仮に6か月使って壊れても、1回あたり¥41(¥7,568/183日)ほどのコスパになります。1年使えば1回¥20です。
保証は半年ですが、目安として4年ぐらいは使えることが期待できます。4年使えば1回¥5程度になります。
他製品と比較して気になる点は、温度調節ができないこと。ただし快適と考えられる42℃に設定されているので、問題ないでしょう。また、左耳の部分にバッテリーが載っているため、横向きで寝ながら使うのは控えた方がいいです。
手入れは水洗い不可、拭き洗いのみです。
また、元々マスクのサイズが大きめなので、小顔の女性には合わない可能性があるので注意です。
外側の素材はソフトレザーとなっていますが、多少硬さを感じるかもしれません。
MYTREX EYE HEAT PRO

「MYTREX EYE HEAT PRO」は、先に紹介した「MYTREX eye+」の進化版です。
値段はさらに上がりますが、長期間しかも毎日使用するアイテムなので、中途半端な金額で後悔するよりも少し頑張って投資する価値はあると言えます。
41℃前後で30分オフタイマーで使用します。(1回の充電で30分×2回使用可能)
good point
- 目を圧迫しない3Dデザイン
- 充電式のコードレス設計
- マジックテープによるサイズ調整(耳も痛くなりません)
- 水洗い可(手洗い)
- 122gの軽量設計
- 6か月保証
仮に6か月使って壊れても、1回¥60(¥10,978/183日)ほどのコスパになります。1年使えば1回¥30です。
4年使えば1回¥7.4になります。

他製品と比較して気になる点は、温度調節ができないこと。ただし快適と考えられる42℃に設定されているので、問題ないでしょう。
また、左耳の部分にバッテリーが載っているため、横向きで寝ながら使うのは控えた方がいいでしょう。
こちらは進化版なだけあって、小顔の女性にもばっちりフィットします。
デメリットとしては、少し重量感があります。また、顔にフィットするがゆえに、多少圧迫感があるかもしれません。
合うかどうかは人それぞれですが、柔らかいタイプのアイマスクを使い慣れた人には不向きかもしれません。
USB給電式(有線)のホットアイマスクも十分おすすめ!

USB給電式(有線)は、ホットアイマスクをUSB電源またはコンセントに接続したまま使用するタイプです。
電源に接続した状態で使用するため、家の中でも使用できる場所が限られてきます。ベッドの近くにコンセントがなければ、モバイルバッテリーでもなければ寝ながら使うことはできません。
コードレスと比較すると少々不便なように思えますが、PCデスクで使う、リビングでソファで使うというように、使うパターンが決まっている人にはさほどの影響はないと言えます。
コードレスよりも価格が安いのが魅力ですので、使い方によってはこのUSB給電式(有線)でも十分に役割を果たしてくれるでしょう。
MYTREX Eye

MYTREX Eyeは、先に紹介したコードレスタイプの「MYTREX eye+」、「MYTREX EYE HEAT PRO」と同じメーカーの商品ですが、こちらは有線タイプのホットアイマスクです。
good point
- 目を圧迫しない3Dデザイン
- 軽い(52g)
- マジックテープによるサイズ調整(耳も痛くなりません)
- 遮光設計
- 3段階の温度調節(38、40、45℃)
- 60分自動OFF機能
有線とはいえ、コードの長さが1.2mもあるので、それなりに使いやすくなっています。何よりも良いのが、目を直接圧迫しない3D設計になっていることです。
有線タイプの中では価格が高い方ですが、それだけの価値があること間違いなしです。
1回¥90かかる使い捨てタイプと比べると、1ヵ月ちょっと使えばお得になります。4年使えば1回¥3.4になります。
また、タイマーでオフになっても体の動きなどを感知して起動することがあるので、寝る時には使わない方が安全です。コードレスタイプなら充電がなくなれば勝手にオフになるのですが、有線タイプ(給電式)だとコードを接続している限り誤作動するリスクがあるようです。
また、寝ながらの使用ですが、コードは下方向から差すため、コンセントが頭より上の位置にある場合は、コードが逆向きに反る形になり、少し使いづらいです。
You&Meホットアイマスク

お手頃価格で手に入るのがこの「You&Me ホットアイマスク」です。(Amazon¥1,780)
15,000個の販売実績があり、4段階温度調節(35~50℃)、4段階タイマー設定(10~30分)が可能な、使いやすい有線タイプのホットアイマスクです。

ヒーターをカバーに入れて使うので、カバーを丸洗いして手入れすることができます。
good point
- 価格が安い
- 丸洗いできる
- 4段階で温度調節できる
- 4段階でタイマー設定できる
- カバーに水を吹きかけてスチームとしても使える
懸念点としては、男性(顔が大きい女性も)にはゴムバンドがきつくて圧迫感があるかもしれません。
マッサージ機能つきホットアイマスクを実際に使ってみた
営業妨害するつもりはありませんが、私が買って最も後悔したのがこの目元マッサージャー+ホットアイマスクのタイプです。
充電式コードレスタイプで温度も快適ではありましたが、ゴムバンドがきつい(圧迫される)、製品が重い、音がうるさい、そして何より製品の内側で目が直接圧迫されて痛い。
とにかく使い物にならず、1度ちょっと使っただけで返品しました。

外側から見ると近未来的でかっこいいのですが、内側(目に触れる部分)はまるで足裏マッサージ機のようにゴツゴツしていて、もろに目を圧迫してくるので痛いの一言です。
もうちょっと目の周り~もみあげの部分をマッサージしてくれればまだ良かったのですが、それも無し。
値段も¥5,000ぐらいで決して安くはないと思っていたのですが、残念でした。
続いて紹介するPanasonicの高級品であればまた全然違うのでしょうね。
目元エステマッサージャーってどうなの?
見た目はマッサージ機能つきのホットアイマスクと似ていますが、目もとエステはどうなんでしょうか?
Panasonicなんかの製品でもAmazonで5,000円そこそこから20,000円ぐらいの価格帯で販売されています。
私は実際に使ったことはありませんが、その形状とユーザーのコメントから評価してみたいと思います。
これまで紹介したホットアイマスクとはことなり、加熱・スチームの範囲がかなり狭くなっていることが分かります。
つまり、まぶたを集中的にケアできるものの、目の周りや眉間など広くカバーすることはできません。
ユーザーレビューでは、良かったというレビューもある一方で、「目の奥が温まらない」「ホットアイマスクには程遠い」「パナソニックだから期待したが残念」という意見が見られました。
次に、同じPanasonicの最新モデルはどうでしょうか。

こちらのEH-SW68は、ECサイトでも2万円を超えるなかなかの高級品で、上の安いモデルと比べて目の周りの広い範囲をカバーできるようですね。
Amazonのレビューを見ると3.9とまずますです。構造からみる限りほぼ文句のつけどころは無いように思いますが、やはり眼精疲労というよりも美容に特化しているようです。
レンジで温めて繰り返し使えるホットアイマスク

レンジでチンするだけで繰り返し使えるホットアイマスクです。
目安としては365回、1つで1年間使えるのでコスパは十分です。1日あたり¥1.5(Amazonで¥553/365日)です。
充電式・給電式タイプは、明記されていませんが基本的には1,500回ほどは問題なく使用できることが想定されます。
この場合は製品にもよりますが、¥10,000の製品でも1回¥6.7円、¥2,000の製品なら1回¥1.3になります。
レンジ式のコスパは悪くないですが、充電式・給電式もいい勝負になります。
レンジ式の難点は、1回の使用時間が5分しかないことです。これでは目の疲れが十分にとれないでしょう。
あとは、あずきを使っていることからも、人によっては少し重いと感じるので覚悟しておいた方がよいでしょう。
初期費用としてはかなり安く済むので、まず試しに使ってみるのは良いかもしれませんね。
使い捨てタイプのホットアイマスク

快適な温度が20分継続してくれます。
物自体がかなり薄いので、つけたまま寝ても全然問題ありません。開封したらすぐに使えて、使い終わったら捨てるだけです。
私が使っていたときは耳が少し痛かったので、無理やり引き延ばしてよれさせて使っていました。
一番の難点はコストがかかることです。
大量買いしても1枚あたり¥89(¥12,936/144枚)はかかってしまいます。
使い捨てタイプは、何といっても利便性が高いです。お金に余裕があって面倒なことを避けたい人は、使い捨てタイプのホットアイマスクが一番合うでしょう。
まとめ
ホットアイマスクは、毎日PCやスマホで目に負担がかかる現代人にとって必要不可欠なアイテムと言っても過言ではありません。
一家に一台、一人一台あったら毎日の生産性も向上すること間違いなしです。
ぜひ一台、繰り返し使えるタイプを買ってみてはどうでしょうか。