参考:超習慣術
アメリカの心理学者の研究結果で、人生の半分は習慣的な行動でできている、という研究結果があります。
また、日々の生活でどれだけ習慣的な行動をとっているか、自覚できているのは半分以下、ということも分かっています。
つまり、人は自分が自覚している2倍以上もの習慣的な行動を日々行っているのです。
良い習慣も悪い習慣も自分の意志でコントロールできるようになれば、人生の半分はコントロールできる
と言えるのです。
習慣づくりがいかに大事か、人生にどれほどの影響を与えるかは想像できるかと思います。
ここでは、自分の習慣を操るための、習慣術を身につける方法についてまとめていきます。
習慣づくりをするメリット【人生をカスタマイズする】
日々の生活の中で自分がとる行動を習慣化し、自分の習慣を自分で操ることができれば、ストレスを軽減して人生をラクに、思い通りに生きることができるようになります。
習慣と言うと、無意識に染みついた生活サイクルというイメージがあるかもしれません。
また、良い習慣、悪い習慣と言うように、忍耐や意志の力が必要に感じるかもしれません。
実際に習慣づくりに必要なのは、戦略とテクニックであり、体育会系的な思考ではありません。
- 習慣=Custom
- Customize=カスタマイズする
習慣は人生をカスタマイズするものなのです。
良い習慣づくりをするのは大変だとか面倒だと思うかもしれませんが、実は全く逆で、習慣を作ってしまった方が毎日がラクになります。一度習慣化してしまえば、頭で色々考えずに半ば無意識的に行動できるようになるからです。
実際に脳科学の研究では決定疲れという言葉があり、これが人間の脳にとって負担となり、我々ストレスになっていることが明らかになっています。
決定疲れとは、「今日は何を食べようか」「どの服を着ようか」といった、何か行動をするたびに頭で考えることで、脳が疲れてしまうことを言います。
こうなると、考えるのが嫌になったり、行動を先延ばしにしてしまったりと、いちいちストレスを感じてしまうのです。
また、何か目標を達成するためには、地道な努力が必要になるでしょう。そういった時に、必要なことを習慣化して行動できれば、目標の達成率がグンと上がり、思い通りの人生を生きる助けになることは間違いありません。
習慣的行動をコントロールする5つのテクニック
良い習慣を身につけるためには日々の努力が必要ですが、ただがむしゃらに頑張るだけでは、ちょっとしたきっかけで挫折するリスクがあります。
王道テクニックである「If thenプランニング」をはじめ、習慣を定着させるのに使えるテクニックや、挫折を防ぐために使えるテクニックなど、実践的なテクニックを5つまとめています。
習慣づくりに役立つ7つのテクニック
上記の5つの実践テクニックに加え、考え方や心がけといった観点で使えるテクニックを7つまとめています。
いずれも、難しい作業やコストのかかる作業はなく、心ひとつでだれでも実践できるテクニックです。
すべて実践できなくても、自分に合ったものをいくつか実践していくだけでも、習慣づくりの成功をサポートしてくれるでしょう。
内なる敵「完璧主義」を倒せ
新しいことを始めるときに邪魔をしてくる敵の一つが、自分の中にある「完璧主義」です。
完璧主義の正体をしっかりと認識すれば、行動できる自分になれるはずです。
習慣化の挫折をなくすテクニック【セルフコンパッション】
新しいことを始めたときに挫折する一番の原因は、自己嫌悪だとも言われています。
サボってしまったり、継続してきた努力が途切れてしまったときに、自分を責めたり、自分には無理だと諦めてしまうことが、習慣づくりに失敗する最大の原因なのです。
挫折しないようセルフケアを行うのも、習慣を定着させ、そして人生をコントロールしていくのに必要なテクニックです。
習慣づくりの敵となる「超常刺激」を減らせ
現代人の脳をおびやかす「超常刺激」は、あなたの習慣づくりの敵にもなります。
すべての人が減らすべきだと言われている5つの超常現象について知り、生活習慣を改善しましょう。
参考:超習慣術